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2017年には累計販売枚数10億枚を突破したユニクロのヒートテックは、寒い季節になくてはならない冬の必需品です。しかし今ユニクロを筆頭にそのヒートテック素材が「臭い」と話題になっています。
- ヒートテックが臭い原因
- ヒートテックの臭い匂いの取り方
「ヒートテックが臭い」原因は体臭や脇の匂いである可能性があります。上記2点、ヒートテックが臭い原因と対処法を知ることで、寒い冬を快適に過ごせるようになるので匂いが気になる人は必見です。
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ヒートテックが臭い原因
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- 水蒸気を熱に変える素材が逆効果
- 重ね着で匂いがこもる
水蒸気を熱に変える優れた素材が逆効果
- 自家発熱する素材
- 吸湿速乾性に優れた素材
ヒートテックは上記の通り優れた機能をもっています。つまり体から発散される水分を熱に交換することでヒートテックそのものが発熱する仕組みです。また汗の水分をすばやく吸着しムレを防ぎます。
しかしヒートテックの優れた特徴が逆効果となる場合があります。汗の水分のみをすばやく発散し、匂いの素だけをヒートテックに残すといった働きが「ヒートテックが臭い」原因の1つです。
重ね着により通気性が悪い
ヒートテックが臭い原因の2つめが重ね着です。ヒートテックの上にニットやスウェットを重ねることで発散した汗の水分がヒートテックと重ねた上着の間でこもり強烈な匂いを発する原因となります。
またヒートテックは体にフィットする重ね着を前提としたインナーです。体にフィットした状態で熱や汗をまともに受け止めると同時に、重ね着による通気性の悪さから臭いがこもりやすくなります。
ヒートテックは体臭と相性が悪い?
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脇汗やワキガの匂い
化学繊維で作られた衣類は体臭を増強します。ヒートテックに限らず化学繊維がメインの吸湿発熱素材のインナーは保温性・吸湿性に優れている反面、再び汗をかいてムレやすくなるのが特徴です。
特に脇などのムレやすい部位では常在菌の増殖により強烈な臭いを発生しやすくなります。誰しも皮膚には常在菌が潜んでいますが、その常在菌を多く繁殖することでワキガ特有の匂いを放つようになります。
加齢臭やミドル脂臭
加齢臭やミドル脂臭は体の皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化して雑菌を分解しノネナールという臭い物質を生成します。汗をかかなくても匂い、化学繊維に限らず洗っても落ちにくいのが特徴です。
加齢臭やミドル脂臭は化学繊維との相性が最悪です。しかし食事や運動・使う洗剤など、きちんと対策をすれば加齢臭やミドル脂臭を抑え安心してヒートテックを着用できるようになります。
参考:全薬工業
ヒートテックの匂いの取り方や対処法
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匂いに効果的な洗剤で洗濯する
ヒートテックに付着した体臭の臭い匂いは酸素系漂白剤で洗うことをおすすめします。酸素系漂白剤で人気のある「オキシクリーン」でオキシ漬けをするとヒートテックのシミ・消臭・除菌に効果的です。
オキシ漬けは神わざと言われるほどヒートテックの匂い取りに効果的です。オキシ漬けはヒートテックの匂い取り以外に、他の化学繊維でつくられた洋服の匂いもしっかり落とします。
また重曹で部分洗いするのもおすすめです。重曹はタンパク質を分解する効果があります。分泌液によるシミ、特に皮脂汚れによる脇の黄ばみを落とすのに重曹は大変効果的です。
脇汗パットを使う
- 脇汗パットを使う
- 制汗剤やデオドラントを使う
上記はヒートテックに脇汗が付着すること自体を防止する方法です。コストはかかりますが脇汗パットは使い捨てのものがおすすめです。こまめに交換すればヒートテックが臭くなるのを防げます。
また制汗剤も効果的です。冬は夏場とちがって大量に汗をかかず、じんわりと汗ばみます。制汗剤が汗を一時的に止める効果が長持ちするため制汗剤はヒートテックを着る冬にこそおすすめです。
極暖や超極暖ヒートテックは避ける
ヒートテック
- 薄くて暖かい
- 着ぶくれしない
極暖ヒートテック
- 裏起毛素材
- 通常のヒートテックより1.5倍の暖かさ
超極暖ヒートテック
- 通常のヒートテックより2.25倍の暖かさ
- ヒートテック史上もっとも暖かい
※参考:ユニクロ公式
ヒートテックには日常使いのものに加え極暖/超極暖ヒートテックが販売されています。ヒートテックと体臭の相性の悪さから匂いが気になる人は極暖/超極暖ヒートテックは避けた方がいいでしょう。
新品で臭かったら無料で交換
新品のヒートテックは化学繊維独特の石油臭さがまれにきつく感じることがあります。新品の状態でヒートテックが臭い場合、ユニクロでは購入後30日以内であれば無料で返品・交換が可能です。
使用済み・洗濯済み・タグがついていないヒートテックは返品・交換ができません。またオンラインで購入したヒートテックを返品・交換する際、送料は自己負担になります。
本来ヒートテックは暖かくムレにくい
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ヒートテックの特徴
- 薄いのに水分をより多く吸収
- 持続的に発熱
- 衣服内のムレを軽減
ヒートテックには吸湿発熱という仕組みが利用されています。吸湿発熱は吸湿・放湿機能を備え特殊繊維で暖かさをキープするのが特徴です。その仕組みを成立させるのが化学繊維です。
ヒートテックの素材には複数の化学繊維が採用され大半をポリエステルとレーヨンが占めています。ヒートテックは高機能に加えストレッチ性・軽量性を備えた冬の快適性を高める素材でできています。
ヒートテックが臭い原因と対処法まとめ
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ヒートテックは寒さから守り身体を暖かくする優秀なインナーです。一方で「ヒートテックが臭い」との声も多くあがります。ヒートテックが臭い原因は化学繊維と体臭の相性の悪さが原因です。
本来ヒートテックは暖かくムレにくい、優れた特徴を持ち合わせています。素材の原理や仕組みを理解し、少しの手間と工夫でヒートテックと上手に付き合っていきましょう。
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