気温が高くなってくると、寝汗をかくことが多くなります。
布団カバーや枕カバーには日頃の汗ジミで模様ができてしまっている…しかも、洗濯してもきれいに落ちにくい!
そんなシーツ系の汗染みで困っているあなたに、おすすめのシミ落とし方法をご紹介していきます。
夏の暑さでできてしまう汗じみにも負けず、今年も夏を乗り越えましょう!
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シーツの黄ばみの原因ってなんなの?
そもそもなぜシーツがこんなに黄ばんでしまうのでしょうか?
1日2日じゃ黄ばみがつくことはありません、長年使っているといつの間にか黄ばんでいて、シミが洗濯しても落ちないという事態になります。
では、皆さんはそのシミの原因をご存知でしょうか?
原因は
- 皮脂
- 寝汗
- 唾液(よだれ)
に菌が繁殖したり、酸化することあります。
服でいう襟の汚れに似ていますね。毎日洗濯をしていれば寝汗や皮脂がたまらずにシミもできにくくなりますが、なかなかできないですよね、
シミになってしまうと、それを落とすのは洗濯機ではほとんど不可能、至難の業です。
では、どういう洗濯方法を使えば、きれいにシミを落とすことができるのでしょうか。
シミをきれいに落とす方法はコレ!!
①漂白剤を使ったシミの落とし方
ではシミを落とすための特殊なスーパー漂白剤を作っていきましょう。
私も色々な方法を試してみましたが、このスーパー漂白剤はかなり有効でした。
クリーニング業者の方にもお墨付きを頂いたので試してみてください。
必要なものはコチラです。
・酸素系漂白剤
液体酸素漂白剤は、家の近くのスーパーなどにも売っていますし、安く他のとまとめて購入するなら、楽天がおすすめです。
塩素系漂白剤と酸素系漂白剤とは全然違いますので、間違って塩素系漂白剤を使わないように注意してください!
・重曹
重曹はキッチンの掃除や、コップの茶シミを取るのにも使えます。
クリーナーのように強い洗剤ではないので、手が荒れてしまう方や水場にずっといる主婦の方は、重曹を家に置いておくとかなり助かりますよ。
では、漂白剤を作っていきましょう。
簡単に作れる自家製強力漂白剤
重曹と酸素系混ぜて洗剤を作りますので、心配な方は換気しながら作るようにしてください。
重曹:酸素系漂白剤=1:1くらいの分量で、染みの大きさに合わせて量を調節してください。
混ぜていだだくとペーストのような硬さくらいにまでなりますのでそしたら完成です。
汗シミ黄ばみの落とし方
漂白剤を作ったら後は付けていくだけですので、その方法をご紹介していきます。
※先に固形洗剤でシミ部分をゴシゴシ泡立てて洗っておくと、汚れが取れてシミが落ちやすくなります。
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1・シミの部分を水で濡らす
温度は30〜40℃前後がベストですが、水でもかまいません。
あまり温度が熱くならないように注意してください。
2.スーパー漂白剤を塗る
揉んだりしなくても塗り込んでいけば大丈夫です。
気になるシミ部分に塗り込んでいきましょう。
手で触ると良くないので、念のために手袋は付けて作業することをおすすめいたします。
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3.温める
漂白剤が染みているところを温めると、更に漂白効能が増します。
おすすめはドライヤーを15〜20cm離したところからかけるとちょうどいいですね。
温めるのも少しでいいので、あまり熱くしないように注意してください。
また、重曹がどうしても無いという方は、酸素系漂白剤を暖かめのお湯に1,2時間つけるだけでも変わりますよ。
②それでもシミが落ちなかった場合は
そのときにはこれをやってみましょう。【不入流(クリーニングの流派)】で紹介されたしみ抜き用の洗剤です。
用意するものも簡単で安く手に入りますよ!
必要なもの
・固形の石鹸
家にある石鹸や近くの薬局に売ってあるようなものでもOKです。
何を使ったらいいという指定はありませんが、洗濯用石鹸は成分が違うので、普通の石鹸を使うようにしましょう。
・おろし金
ご家族が居る家庭には置いてあることが多いですね。
石鹸を細かくするためのものですので、なくても他に細かくする手立てがあるなら代用してもいいでしょう。
私はみじん切りできないか試しましたが、後で混ぜた時に石鹸が溶けにくかったので、おろし金が一番カンタンでおすすめです。
・重曹
重曹はサニーや西友などのスーパーに売ってありました。安いしすぐに手に入りますよ。
・アンモニア水
【第3類医薬品】日本薬局方 アンモニア水(500mL)【小堺製薬】
アンモニア水はスーパーでなかなかみませんが、ネットで簡単に手に入ります。
小さいお手頃サイズもありますよ!
作り方
ステップ1:固形石鹸を削る
まずはおろし金で固形石鹸を細かく削り液体が入るコップに入れます。
※荒削りになると溶けにくいので注意しましょう。
ステップ2:重曹を混ぜる
重曹を分量入れましょう。
ステップ3:アンモニア水を入れる
アンモニア水を最後に入れます。
全ての材料を入れたコップをかき混ぜ、石鹸が溶けたら完成です!
分量
石鹸:重曹:アンモニア水=3:2:1
で作ってみてください。
注意事項
たくさん作っておけばいつでも使えるじゃん!と沢山作り置きしようとしているあなた、ちょっと待ってください。
この洗剤にはいくつか注意事項がございます。しっかり守るようにお願いいたします。
- 1〜2日以内に使用
- 必ず換気
- ゴム手袋を使用する
※動物性繊維には使用不可!!
動物性繊維はアルカリ性に弱く、今回作ったな洗剤は石鹸を使っていてアルカリ性なので相性はかなり悪いです。
毛皮はもちろん絹素材のカバーならこの洗剤で洗うのは控えたほうがいいでしょう。
ゴム手袋は100円ショップのものでもいいですし、使い捨てがあれば楽ですね。
【訳あり】No.535 ニトリル手袋 ネオライト パウダーフリー ホワイト Mサイズ(100枚入)
手先が使いやすいほうがいいので、薄めの使い捨て手袋がおすすめです。
アンモニアは石鹸の洗浄効果を高め、しかもアンモニア+重曹でしみ抜き効果が高まります。最高の組み合わせですね!
まとめ:クリーニングに出してもシミが落ちない?!
クリーニングに出したものの、シミが消えずに残ってしまうということもあります。
安いクリーニングに出してしまうと「シミが落ちませんでした」というタグだけ付けて、ひどい状態で返ってくることも。
クリーニング業者からすると、汗ジミのクリーニングって意外と大変なんですよ。
色落ちしないようにケアしながら、頑固なシミを落としてと、労力と手間がかかります。
クリーニング業者を選ぶ際には、
- 染み抜きが得意なところ
- 細部まで気にしてケアしているところ
- 安さを売りにしていないところ
で選ぶといいでしょう。
また、いつも使っている安心して依頼できるクリーニング業者があれば、そこに頼むと安心ですね。
真っ白なシーツで眠れる幸せを、ぜひ皆さんにも身近なもので体感していただければと思います。