梅雨の時期や、冬に暖房を付けている時、窓に湿気がたまりカーテンが常に濡れている状態になっていませんか?
湿気が溜まったものをそのままにしておくと、いつの間にかカーテンにカビが生えていた!なんてことに。
カーテンにカビが生えてしまったから捨てるしかないのかと落ち込んでいるあなた。
そのカーテン、諦めるのはちょっと待ってください。
どうにかしてカビを綺麗にできたら嬉しくないですか?今回はクリーニングに出してきれいにカビが落ちるのかまとめていきます。
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クリーニングでカビは落ちるの?
カーテンにカビが生えてしまったけれど、何とかしてこのカビのシミを取りたい!
カビを取るなら、ハイターなどの「漂白剤を使ってみる」という発想になる方も多いことでしょう。あなたもそのカビを漂白剤につけようとしていませんか?
残念ながら、色物の布に生えてしまったカビは、たとえ塩素系漂白剤でも落ちませんし、酸素系漂白剤でも落ちる可能性は低いです。
むしろ、カーテンの柄が漂白されてしまい、カビだけ残っている自体になりかねません。
つまり、カビが生えてしまった状態のカーテンを家できれいにすることはできないのです。
カビは菌ですので身体にも害を及ぼします。
クリーニングに持っていけば、シミだけでなく、臭いもきれいに落としてくれますよ。
クリーニングではココに注意!!
カビを簡単に分けると2種類に分類されます。
- 白カビ
- 黒カビ
それぞれ特徴があり、クリーニングする時にも関係してきます。
白カビ
クリーニングに出すと比較的すぐにきれいになるカビです。
- 料金も安めに済む
- 他のシミと間違われやすい
- 発生しやすい
- スーツのジャケットやウールのコートによくみられる
この白カビに関しては、通常のクリーニングで落とすことが出来るので、追加料金が取られないことが多いです。
ただ、発生しやすいのが難点なので気をつけていただきたいですが、カーテンに発生するのは白カビより、黒カビのほうが多いです。
黒カビ
- 普通にクリーニングしても取れない
- 白カビよりは発生しにくいといわれている
- ワイシャツやブラウスなどに発生することが多い
黒カビは黒いごまのようなシミです。
子供用のカーテンに食べこぼしの汚れがきれいに落ちてなかったらよくこのカビになります。
普通のクリーニングをシても落ちませんので、特殊な技法を使います。
「色かけ」といって特殊な汚れに対して強い漂白をする時は衣カーテン自体の色が落ちないような処置を施します。
クリーニング業者によってはコレができないこともありますし、請求額が大きくなることがありますので、必ずクリーニングに出す前にしっかり相談するようにしてください。
カーテンがない状態の応急処置
カーテンをクリーニングに出すなら、もちろんその間外から内側が丸見えになるわけです。
数日間丸見えになってしまうことに耐えられますか?
私は耐えられません!
カーテンがない間に、どのように部屋を覗かれないようにするべきかまとめてみました。
簡易カーテン
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安いものでいいので簡易カーテンを買っておくと、このようにカーテンが急ぎで必要になったときにも助かりますね。
他にも沢山安めのカーテンがありますので、色々見てみてください。
目隠しシートを使う
目隠しシートがあれば、それを貼るだけで外から窓の中を見られることはなくなります。
しかも、その後も剥がすだけなのでとても簡単に後片付けもできます。
料金もチープで、わざわざ他のカーテンを付けなくていいのもありがたいですね。
カビの出来る原因について
ちゃんとしまっていたはずなのになんでこんなことになってしまったんだろう。
来年同じことを繰り返さないためにも、カビが発生してしまったり匂いがついた原因は突き止めておきたいですね。
カビが発生する原因にはこれらがあげられます。
- 水分を含んだまま長い時間が経過
- 汚れや汗が長期間付着している
かび臭くなりクリーニングに慌てて出すことにならないよう、窓に空いて気が付かないようにする予防が必要になります。
カビの予防はどうするの?
先程書いたように、カビができる原因の殆どは湿気です!
部屋の中で一番湿気が溜まりやすいのがカーテンのところ。そこをしっかり換気するように心がけましょう。
対策はこちら↓
- 窓の水分をこまめに拭いて吸い取る
- 結露したと思ったら、窓を少し開けて風を入れる
とにかく余分な水分を取ることと、換気が大切です。
まとめ
カビが生えているカーテンを使いたくないので、もう捨てたいと思うか、それでも大切なものだし、そんなに安くないからなんとかきれいにしたいと思うかは人それぞれです。
カビは環境によっては生えてしまっても仕方ないものですが、クリーニングに出すなら、きれいにシミと匂いを取ってくれ、色落ちがないところに任せたいものです。