博士
とくに赤ちゃんがいるご家庭での使用はあまりおすすめしません。しかし、赤ちゃんがいるご家庭だからこそ布団のダニ対策はしっかり行いたいものです。
- バルサンを使用する時の注意点
- 正しい布団のダニ除去、防ダニ対策
- バルサンは布団のダニに効果があるのか
正しいバルサンの使用法や布団のダニを取り除く方法をご紹介していきます。
興味あるトピックを選ぶ
布団のダニ除去にバルサンは効果がない理由
博士
つまり、布団などの寝具や衣類の中には浸透しないのです。
布団のダニ除去にバルサンの効果がない理由は、バルサンには浸透力がないということになります。つまり布団のダニ除去にバルサンは適しません。
バルサンの煙が肌に触れる布団にかかると危険
博士
Q.説明書に書いてありますが、カバーは必要ですか?布団、寝具類、衣類にはカバーが必要ですか?
A.新聞紙などでもよいので煙がかからないようにカバーをしてください。直接肌に触れる可能性が高いものは、カバーをかけてください。医薬品ですが、薬剤も化学物質ですので直接皮膚に付かないようにしましょう。
※バルサン公式HP「よくある質問」より引用
有害のある化学物質が直接皮膚に触れることは非常に危険です。衣類や布団の表面にバルサンが付着してしまうと、肌トラブルが起きたり呼吸器に影響が出る危険性もあります。
ダニを除去するバルサンの正しい使い方
博士
バルサンを焚く前の注意点をご説明します。
バルサンで除去効果のあるダニ
- 畳などの隙間に入り込むダニ
- カーペットなどの表面に潜むダニ
バルサンでダニ除去効果があるのはこの2点です。
また棚の奥や部屋の隅に隠れたゴキブリやノミなどの害虫にも効果は抜群です。
バルサンを焚く前の準備
布団のダニを自分で除去する方法
博士
布団のダニ除去・防ダニには3つの条件が必要です。
- 50度以上の熱
- ダニの餌を除去
- 乾燥した環境
それぞれ順番に解説していきます。
高温の熱でダニを死滅
50~60度以上の熱を30分~1時間程度あびせるとダニは死滅します。生きているダニは布団の奥深くにいて除去が難しいので、まずは高温の熱でダニを死滅させてからダニを除去します。
布団への熱処理には布団乾燥機がおすすめです。
ダニの餌(死骸・糞)を除去
ダニを死滅させたあとの布団には、ダニの死骸や糞が残ったままです。ダニの死骸や糞もしっかり除去しないと、また他のダニを集めてしまいます。
布団乾燥機で熱処理をしたあとは、掃除機でダニの死骸や糞を吸い取りしましょう。
赤ちゃんがいるご家庭では、このダニ除去作業は入念に行って下さい。
定期的な防ダニ
布団の熱処理、ダニの死骸の除去を行ったら定期的な防ダニを行い布団の清潔を保ちましょう。
布団の防ダニ対策
- 天日干し
- 除湿(乾燥)
ダニが大好物な場所とは、湿度60%以上・温度20度以上で皮脂やフケなどの餌がある所です。
夏場や梅雨時期の布団は、ダニにとってお祭り騒ぎとなってしまいますので布団乾燥機と掃除機の回数は増やした方がいいでしょう。
確実なダニ除去は布団クリーニングがおすすめ
博士
布団のダニを除去するには50~60度以上の熱処理と死滅したダニの除去が必要です。しかし布団のダニ除去のためだけになかなか時間を割くのも困難です。
そんな方には労力も時間も節約できる、宅配布団クリーニングがおすすめです。
布団クリーニングのメリット
- ダニの餌もアレルゲンも落とす
(ダニ除去率99%) - 自宅にいながら布団をクリーニング
(宅配布団クリーニング) - 熱処理や掃除機などの手間がかからない
- 赤ちゃんがいるご家庭でも安心安全
デメリットとしては費用がかかるという点だけです。布団のダニ除去効果はほぼ完璧です。
バルサンで布団ダニ除去まとめ
- バルサンでは布団のダニに効果なし
- 布団のダニには高温、乾燥、除去!
- 布団クリーニングはダニを99%除去
バルサンは、布団のダニに効果がないどころか直接ふれてはいけない煙です。使用する際は注意事項をしっかり読んで使って下さい。とくに赤ちゃんがいるご家庭では使用をおすすめしません。
夏場や梅雨時期はダニが繁殖しやすいので、布団のダニ除去・防ダニは入念に行いましょう。